当時バチカンの要職につかれていた、大学時代の恩師ピタウ大司教の取り次ぎによりお会いしたとき、パーキンソン症候群など多くの、肉体的苦しみを受けておられたが、握手する手は優しく、鹿児島から来ましたと申し上げれば、ザビエルを崇敬しているとお話しされ、その年の、ザビエル上陸450年祭が滞りなく進行しますようにと祝福をいただいた。口元は多少おぼつかなかったが、会話のテンポは、全くお年もご病気も感じさせず、愛にあふれた時間を過ごすことができた。Karolによって、そのヨハネパウロ二世の受難を受け入れたことが秘跡であり、教皇様に選ばれたことがよくわかる。有馬啓介
――聖人ヨハネ・パウロ二世になった
ポーランド生まれの青年
後援:上智大学
推薦:カトリック中央協議会広報
SIGNIS JAPAN(カトリックメディア協議会)